『僕の心のヤバイやつ』のようなイケてる女子と大人しい男子の組み合わせが好きな人に『とめはねっ! 鈴里高校書道部』をお勧めするのが最近のマイブーム。とめはねっ! は柔道家のアスリート系ヒロインと帰国子女の文化系主人公が書道で切磋琢磨する、最高に爽やかな漫画で読むと元気になれます。
「女殴ってそう」という言葉がモテ男を表す文脈でカジュアルに使われる風潮は嫌だなと思っているけれど、名作『潔く柔く』を読み返していたらそれっぽいシーンを見かけて心苦しくなった。俺は無力だ。
久々に鈴木先生を読み返している。シリアスな笑いを誘うキャラクターの濃さと吹き出しを埋め尽くすような台詞に込められた哲学性は00年代後半〜10年代前半のサブカルを象徴していると思う。
一番好きな8、9巻の生徒会選挙編。西、大谷の二人も良いけど神田マリのように頭がキレる(それでいて良い子ちゃんじゃない)キャラがいると物語に魅力が立つよね。