2020年12月27日、吉良町公民館お別れ会があり、吉良前町長山本一義さんのご挨拶、語り部ふみの会「吉良上野介公と黄金堤」とともに、私の200号油彩「実録吉良さん人生劇場」の絵解きをさせて頂きました。公民館は私がパリから帰国した年に完成し、何度も伺った建物、コロナ禍で少人数での催しでした。
4月17日、西尾市一色町カーネーションホールで「傳兵衛さんを語ろう」が開催され、茨城県牛久市から根本洋治市長も来て下さり、牛久市教育委員会の木本挙周さんが「神谷傳兵衛と牛久シャトー」と題して講演して頂きました。隣の「一色学びの館」では没後100年記念「生誕の地一色〜神谷傳兵衛」展開催。
潮干祭の半田市亀崎の立川美術館で「中沢光男・追悼展」が開催されています。山車や寺社彫刻を継承している立川芳郎尚冨さんの伯父さんを描いた絵が作者不詳で、情報提供を呼び掛けたところ、中沢さんの作品と判明、今回の追悼展に繋がりました。一枚の絵が繋げた物語に感銘を受けます。
日刊紙「愛三時報」に西尾市合併10周年フレーム切手と小型印が掲載されました。4月11日の記念式典の文化会館に郵便局出張所が出て押印してもらえます。「愛三時報」の題字下の絵も私が昭和59年7月に先代社長より依頼を受けての作品です。八ツ面山、西尾城、矢作川、茶畑、薔薇などを描き込んでいます。
昭和2年(1927)に中山晋平と野口雨情が西尾に来て「西尾小唄」を作りました。八ツ面山麓の矢作古川沿いの「謎かけ松」をテーマにしています。雲母が採れる八ツ面山は吉良荘のルーツですが、数多くの謎があります。「八ツ面山の秘密」→https://t.co/koWG8Bp105
令和4年4月24日は西尾市一色町出身の神谷傳兵衛さんの百回忌日でしたが松木島郵便局は日曜休みのため、松野光恭さんが西尾局で鬼灯つばめさんのマンガなどに押印して下さいました。牛久局、浅草局を回って頂いた若林正浩さんは25日に傳兵衛さんの稲毛別荘にも行ってくださいました。
明治大正期の政治家「田健治郎日記」全8巻は政治史研究の貴重な資料です。西尾市一色町出身の神谷傳兵衛さん、岡崎出身の橋本増次郎さん(快進社)もよく出てきます。別荘から自宅となった玉川荘は今は五島美術館となり、隣の多摩美術大学で私は学びました。
2022年5月19日に唐招提寺で中興忌梵網会の法要後ハート型の宝扇が鼓楼から参拝者にまかれます。中興の祖「覚盛上人」が刺してくる蚊を撃たずに『うちわ』で払うようにと戒めた故事から徳を讃え、うちわが供えられています。今年も「うちわ絵」を奉納させて頂きました。うちわ絵の写真は以前のものです
昭和15年頃、80年前の雑誌類です。家庭料理、手紙、裁縫など、カラフルなカラー印刷も使って指南しています。色々な時代を人々は生きているのを感じつつ頁を繰っています。
#ガラクタ美術館
今年も唐招提寺に梵網会のうちわ絵を奉献しました。753年、6回目の渡航で ついに日本に来て下さった鑑真和上様に疫病退散を祈願すべく心を込めて筆をとらせて頂きました。中興の覚盛上人が読経中に蚊を叩こうとした弟子に不殺生を戒めました。せめて追い払うように供え、「うちわまき」が始まりました