「いかに冷静でイカレてるか相手に理解させるのがコツだ」とかしたり顔で駆け引きを語ってたゲンスルーに「こいつ…完全にいかれてやがる」とフラつかせる事こそが『カンペキに勝つ♧』なので
その反応を相手から引き出す為なら両腕だろうが何だろうが差し出す #ヒソカvsカストロ編そのものじゃん!!
ゴンとヒソカの共通点を考えれば考える程、ドッジボール対決の決着のこのシーンが必然であった事がよくわかる
Q.どうしてわざわざ窮地に陥ってまで腕を差し出すなんて馬鹿な真似をするのですか?
A.カンペキに勝つ♧だろ?ゴン♥
教室の隅(※教室の隅ではない)で「クククク…」って不気味に一人遊びしてるせいでクラスメイトに話し掛けられないヒソカ概念、やっぱり合ってたじゃねーか!!!#てか案の定念を教え込んだ師匠も殺されてるのかよ!!
出題編の偽YouTuber、ちょい役のモブで終わらすのは勿体ないデザインだし
彼が真のYouTuberに目覚める事で惨劇を回避する展開は丁寧な心情描写も挟めば普通に燃えそうな展開なんだよな…(ホンマか?)
無茶苦茶な理不尽を押し付けているようでいて、実態はかなり律儀で温厚な能力という、素直に優しさを表に出さないヤンキーの気難しさみたいなものが現れている
ゴンはそういうまどろっこしい表現に「なんで?」って疑問符が出るタイプなので初見では混乱する(プスプス)#めんどくさっ!
この辺、ヨークシンの予言の下りの再話なんだろうな…
ヒソカの戦いに対する異常な執念は団長が想定するレベルを遙かに超えていたという話。#死後強まる念を以て危険な賭けを行ってでも試合を続行する気満々
復讐や緋の眼を取り戻す事を最優先事項、その為には手段を選ばないとまで言っておいて
いざとなると友達を選んだり、マフィア組織の健全化や王子の身の危険を守る事を『やるべき事』として優先的に消化してるのがクラピカの良い所。#彼が周囲に認められる最大の理由
「いちいち間正面から受け止めて怒ってたら身が持たない」という大人の理屈は、あの世界における処世術として正しいけれど
だからといってそれを見過ごして「あって当然のものだ、疑問に思うほうがおかしい」と受け入れるのは良い事ではない #継承戦でクラピカ自身が陥るのも含めて味わいがある
クラピカが常に怒り散らかしてるのに周囲に理解されて受け入れられる理由、恐らくはこういう事だし
ああやって苛烈に否定する子供っぽい直情的な気質と接する事で、麻痺しつつある自分の感性を自省して見つめ直してるみたいなのがあるんじゃないかな…
初対面の会話が「黙れ。私に話し掛けるな」なのにバショウと上手くやれてるのも
悪趣味な嗜好にブチ切れてる気配を察して「こんなん当たり前の世界だからイチイチ気にしない方がいいぜ」って声を掛けようとしたって話だからね
「あの場で叫ぶ事はデメリットしかなかった筈…何故です?」に対して
人殺しのサバイバルゲームに熱中するほうがおかしいという話が出て来る(その後頭を冷やして円を解く)の、ハンターハンターがどういう話をしてるのかの一端が垣間見える気がする。