「火の象徴としての牡羊は、また古典的な占星術の中にも見られる。そこでは獅子宮が動かない火(炎や光)を、人馬宮(射手座)が移ろいやすい火(灰や融解)を示すのにたいして、白羊宮(牡羊座)は基本的な火(火花や熱)を表している」(『動物シンボル事典』)。
この三つ組みに加えてさらに→
が、Gavin Whiteも指摘するとおり、雄鶏とヘルメース=メルクリウスを繋ぐ希臘・羅馬神話を欠いている(アプロディーテーとアレースの情事の場面にちょっと顔を出すが)。カルターリ『西欧古代神話図像大鑑』にも図像2葉に顔を出すが、雄鶏への言及はないか、もうひとつピンとこない内容だ。 https://t.co/kxDPh6AYTp
樹(の花)と石との関係をウェイト版タロット・カードに探そうとされた方がいるが、得るところはあるまいと想う。が、そこから思いついたのはオシリスとの図像との関連。石棺の上に横たわるオシリスの上に実っているのは麦である。
「The 14 Pieces of Osiris」
https://t.co/edsK4AeHNg
しかし、大河はメソポタミアやインドにしかないのではない。エジプトにはナイル川がある。が、エジプト人は、どうやら、魚に対して禁忌の感情が働いたらしい。一つには、細切れにされたオシリスの一部(ペニス)を食べたという神話があり、一つには初代の王ナルメルというのはナマズの意らしいのだ。
「世界のホロスコープ」の例はもうひとつ、ゾロアスター教文書『ブンダヒュシュン』の中にある。伊藤義教の分析と補訂(左図)が『ペルシア文化渡来考』に。
書き直すと右図のようになり、(ゴージフル竜の頭と尾を除いて)『エヌマ・エリシュ』のそれと同一であることを知る。
日本神話で云えば、例えば豊玉毘売(トヨタマヒメ)は(その正体が何であれ)人魚の一種であるはずだが、人魚とは呼ばれない。なぜなのかはよくわからないが、日本では人魚→妖怪という想いが強いのかもしれない。しかし、その変化はそう新しいことではない。
これは「生命の樹(旧約聖書)」(Wiki)の説明にも当てはまる。
Chochmah/Chesed/Nezach の柱がなぜ白く、Binah/Gewurah/Hod の柱がなぜ黒いのかを説明したものを知らぬ。
音を奏でる惑星は、当然、7つの神聖な母音とも関係する。第1天はA(アルファ)、第2天はE(イプシロン)、第3天はH(エータ)、第4天はI(イオタ)、第5天はO(オミクロン)、第6天はY(イプシロン)、第7天はΩ(オーメガ)という聖なる母音を発する。
男子の場合はその母親の名前の数価を合計する。
Μαρίαμ=40+1+100+10+1+40=192。この2つの数価を合計して12宮で割る。合計1080÷12=90→割り切れれば誕生宮は白羊宮。
余りが出たら、反時計まわりに余りの数の宮に当てはめる。