みなもと太郎「ゆうれい学入門」タイトルからホラー漫画である可能性が微かにあったため購入したが、見事にはずした。怪奇コメディを俺は憎む。
「漫画アクション」にとんでもない読切が掲載されていた。麦原だいだい「酔い子のぼっち酒」アラサーOLの飲んだくれ生活を赤裸々に描いた傑作。無茶苦茶面白い。というか、心の叫びが胸に響く。アラサー独身酒飲みは絶対に読んだ方がいい。
令和のネット社会では難しいかもしれないが、なんの予備知識もない人に松本洋子「にんじん大好き!」を読ませたい。もしくは親御さんの許可を取り無垢な女子小学生に読んでほしい。これが与えた衝撃は幻ではなかったはずだ。
手塚治虫のホラー作品集めました!みたいな本は多々あり、どれも舐め腐った選出なのだが、この本は納得のミステリー・ホラー編だった。ザ・クレーターと空気の底から多く選ばれてるが仕方ないというか納得。うろこが崎はショッキングだが、クレーターの男は戦争が始まってから読むと響くものがあるな。
この話が無茶苦茶感動回だからね。作者のギャグを入れるバランスが天才的なんだよ。これは真似できない。もっこり半兵衛を紙で読ませてくれ。
早見純「純のはらわた」エログロ界の鬼才がガチンコのホラーを描いてくれました。どの作品も血みどろ肉みどろで最高に面白いです。あと登場人物達も基本的に気が狂っており申し分ありませんね。怖い絵を描ける人が描いたホラー漫画は怖いです。 #ホラー漫画
購入前にコメント寄こせという出品者に対して丁寧に買っていいですかとコメントする人を差し置いて、売ってるものを買うのに許可なんかいらんやろ!と横から無言で掻っ攫った本ですが、とてもいい本でしたね。まつざきあけみの初対面ホラーを読めた。
絵柄も存在も知っているけれど読んだことはない作品の代表である宗像教授シリーズですが、そこから仄暗いエピソードを掘り出した読みやすい選集が「宗像教授セレクション 暗い村の伝承」です。どの回も大量の人骨が発掘されるので最高です。人間は醜い。