池内誠一「小ちゃくなあれ」人を小さくする能力を手にした少年の凶行を通じて人間の狂気を淡々と描くトラウマ漫画。雑誌と単行本では頁数の関係で画像2枚目の右側が削られたり広告部分が加筆されてたりする。雑誌にこだわり始めるときりがない。単行本は傑作揃いなのでまず其方がお薦め。 #ホラー漫画

片岡かつよし「血染めの絵を燃やせ」迷い込んだ洋館の主は血で悪魔の肖像を描き生命を得ようとしていた！！兎に角頁の使い方が大胆。初っ端から悪魔と天子は存在するって20頁描き、せむし男の少女殺害を9頁、そして悪魔を裏切り火に包まれ焼死する姿を9頁、しつこすぎる描写が最高な一冊。 #ホラー漫画

松本洋子「闇は集う 闇に消える翼」付録本だが、色々あって実質シリーズ最終巻。迷える魂が番人により導かれるホラーチックなサスペンスものだが、思わず息をのむ巧みなストーリーは未だ根強い人気がある。ホラー付録本では圧倒的に高い。最後とありオマケ頁も豪華。 #ホラー漫画

外本ケンセイ「終着駅」マナーが悪い人間はホラー漫画では格好の餌食！お盆の電車は地獄へ向かいます。キサラギ駅要素もあり面白かった。やはり容赦の無いホラーは最高です。あと表紙のギャルがエロい。 #ホラー漫画

最近お気に入りの漫画、映画オタクの人生限界女性がひょんな事から憧れの俳優の家に家政婦として潜り込む「ミワさんなりすます」同じジャンルのマニアでもスタンスの違いでピリつくオタクあるあるが見事に表現されてて好き。殴り合え！

怪談新耳袋 暗黒でめっちゃアレンジの効いた「ハトの出る部屋」が放送されましたが、こちらの本ではかなりマイルドな楢喜八によるコミカライズが読めます。ハトはもちろん出ません。 #ホラー漫画

パレゴリック「ニクバミホネギシミ」3巻にしても面白さは健在。凄いよ。何だこれは。世界の規範が異なっている。人間の霊なんか存在しない世界線で見たことのない人知の及ばぬ怪奇を提供してくれます。令和のホラー漫画トップランナーです。目が離せません。 #ホラー漫画

読後感のよろしく無い読切がたくさん載っていたので、別冊少年マガジンはお買い得です。いい感じの嫌な気分がしこたま詰まってる。昔からマガジンはこういう事をするんだよ。

伊藤和良「夜ノ蝶ハ怪シク語ル」夜に楽しむ大人の怪談クラブが舞台だが、そこで語られる怪談よりも恐ろしい事が起きています。これは面白いですよ。無力な能力者が舞台を盛り上げてくれますね。登場する濃い悪意や無邪気な怪異が丁度いい。次巻も楽しみです。 #ホラー漫画

江波譲二「吸血鬼ゴケミドロ」同名映画のコミカライズ。ストーリーはほぼ一緒。くせ者揃いの飛行機が未確認飛行物体のせいで不時着するが、そこで乗客の犯罪者がアメーバ状の生物に寄生され化け物となり生存者に襲い掛かる！！色々と容赦が無くて時代を感じるぞ！！これが怪奇だ！！ #ホラー漫画

発売中の雑誌に、雨がっぱ少女群「工場勤務」が再録されていた！単行本「ひとりかごめ」に収録されているが、雑誌ではカラーページがあるので買う意義があるのだ。雨がっぱ少女群先生の新作ホラーが読みたい。 #ホラー漫画

部屋でホラー漫画を捜していたら2000年のサスペリアを見付けたのだが、掲載陣が非常に豪華だった。保健室のエロいマッドサイエンティストシリーズではない破邪作品は本にもなっていないし貴重。我が家にはまだまだ俺の知らないホラー漫画が眠っている。