戦災孤児と、お国のために働いていたその母親。わが子が「おそろしい戦争屋」とそいつらに操られた自分のため死んだと知った(思いこんだ)彼女は、巨大な麻薬工場と密航組織を立ち上げる……。
若いミステリファンの人がさまざまな作家や作品と出会うたび新鮮な驚きや喜びを表明しているのを見るのはうれしいものだが、ある作家と出会い、みるみる夢中になってゆくのを目の当たりにすると、水木しげる翁描くお婆さんの心境になるのであった。「ああ、もう芦辺作品に戻ってくることはないのじゃ」
宮武外骨「滑稽新聞」明治34年8月5日号より。鉄アレーと鉄拳アレー痛いヨ https://t.co/VkK4ZSz93S
昭和30年代が舞台の少年少女冒険活劇漫画の可能性
・東宝特撮でおなじみの都市風景が出そろう。銀座の森永地球儀ネオンとか
・アーウィン・アレン版「失われた世界」だと1960年時点でアマゾンに恐竜の住む秘境がまだある
・平和日本の転覆を企む旧軍人組織の設定が可能
・インディ・ジョーンズが健在
ライトノベル抬頭のはるか前からずーっと言われ続けてきたことですが。「原稿が黒い」(漢字が多い)という言い方もあったほど。 QT @garouspecial: ラノベが流行る前に椎名氏がコレを問題提起していたのは凄いと言うか何と言うかw
『酒井美羽の少女まんが戦記2』読。一冊丸ごと鈴木光明氏と彼の少女まんが教室についての回想に充てられている。小長井編集長とともに別マ~花ゆめの少女漫画「大物語時代」を作った人だけに興味津々。ことによろづ屋TOM氏@yolozyaTOMは本書を読まざるべけんや。
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ちゃんと挨拶しながら入ってきて、割と素直に帰る怪人鉄の爪。「なんておそろしいやつだろう」いや、そんなには。
永松健夫「爆弾Z」より
好きな萌えイラストを挙げろと言われたら、唐沢なをきさん@nawokikarasawaの『まんが極道70話』の作中作(ライトノベルのコミカライズ)。いいですよね。本編の話は陰惨の極みなんだけど。
「ふしぎ旅行記」です。生まれる前の作品ですが、まだ荒廃の残る大阪で、空想を主食に生きていた手塚先生の赤本はどれも素敵ですが、映画へのあこがれと夢が、当時は不可能だった世界巡りに重ねられたこの漫画は、不思議な懐かしさに満ちています。まるでボール紙製のハリウッドで遊んでいるような…… https://t.co/CJpfhLBTfK
『本陣殺人事件』のあのトリックも小道具の名前が通じにくくなっているのでは。僕も漫画を描けるようになったら、こういうトリックを大いに登場させたいもんであります。どうです、この明快さ。河島光広『ビリーパック』「狼人間の巻」少年画報社の初単行本2巻より。
森下真央先生「ただし俺はヒロインとして」(このツイートのため読み返したら面白かったので、みんな買うように)で触れられていた「学園」設定というのは(森下先生は独自解釈としていたが)ゲーム以外でも通用するのだろうか。活字でも昨今は高校生をsensuousに描くのが憚られるそうなので。