シギサワカヤの『誰にも言えない』とその収録作の『エンディング』、引っ越しで神の本を無くしていたのでkindleで買い直したのだが、読み直すと確かに『さみしさの音がする』はこれに対する返歌的な作品に思える。どっちも名作なんだが。
田丸浩史のエッセイ見てるとオタク趣味だけじゃなく、バイクからシルバーアクセまで自由闊達に楽しんでてそこらへんが『しあわせのかたち 』時代の桜玉吉と似てると思う。しかし自分の日常を普通に描いてるだけで超面白いという点も桜玉吉と似てるんで、エッセイ漫画連載してくんないかな…
阪神大震災をテーマにした漫画、そこそこあるみたいだが個人的には被災者の現場でのボランティア活動を描いた木村紺の『神戸在住』の3巻が印象に残ってる。まあ連載自体が98年に始まってるから作品自体が震災後の神戸をテーマにしてるとも言えるんだけど。 #阪神大震災から28年
人間は環境の奴隷だが、余裕がなければそれにも気付けず自由意志とか自己責任に縋ろうとして更に深みに落ちるというのはこの十年の自分自身の失態で嫌と言う程身に染みた。ジョジョ5部のフィナーレの「眠れる奴隷」もっと昔に読んでいたんだけど。
基本的には文明を信奉しているし、食品添加物に関しても範馬勇次郎みたいなスタンスでいたいと思うのだがアセスルファムkだけは体が受け付けない。まあストロング系のチューハイにも軒並み入ってるので敬遠し、そのおかげでアル中から無事に現世に戻れたのかもしれないけど。
広瀬べろせの『喫煙は、あなたにとって(以下略)』と太田垣康男の『ロングピース』は自分内タバコ吸いてえ漫画の二大金字塔になってる。
兄一家に会いに名古屋に来ているが、相変わらずここに来るのが絶妙に苦手ではある。『ハンチョウ』では名古屋の独特さについて考えるのを放棄してたが、自分は思考を止められないので下手くそなりに言語化してみたいと思う。
『バーナード嬢曰く。』6巻、レイモンド・カーヴァーの『大聖堂』が出てくるのも良い。ちなみにこの「不思議ななりゆき」ってのは「一緒にガンジャをキメる」なんだがそこは流石にボカすしかないよな…