村野守美『さんささかやの…』(1978、大都社 ハードコミックス)
短篇集。東北の田舎町に流れてきた女は自殺の匂いを漂わせていた。面倒を嫌う地元民はそんな事されては困ると大騒ぎ
タイトルの「さんさ酒屋の」というのは民謡「秋田酒屋唄」の歌詞らしい。村野さんの絵は美しいな
村野守美『さんささかやの…』(1978、大都社 ハードコミックス)
短篇集。東北の田舎町に流れてきた女は自殺の匂いを漂わせていた。面倒を嫌う地元民はそんな事されては困ると大騒ぎ
タイトルの「さんさ酒屋の」というのは民謡「秋田酒屋唄」の歌詞らしい。村野さんの絵は美しいな
村野守美『白球の詩』(1978、大都社ハードコミックス)
短篇集。表題作はプロ野球選手になった者と、病気で選手生活を断念して審判になった者の複雑な友情を描いた作品
主人公の所属する「東京ジャガーズ」のマークは「¥」なのね
ようやくNHKで再放送した「手塚治虫 創作の秘密」を見られた
個人的に大好きな『アリと巨人』のページが紹介されてて嬉しい。戦後日本社会の表街道と裏街道、別々の人生を歩むことになってしまった友人同士の話。まさに名作
原作でも例によって手塚さん本人が登場して蝶道の説明してますし
辰巳ヨシヒロ『乾いた季節』(1990、秋田書店 ヤングチャンピオンコミックス)
現代社会に生きる人々を描いた連作短篇集。これは読み応えあって面白いですね
連載時のYCでも「久々の青年誌連載で気合いが入ります」というような事が書かれてたような…。だからか?SEXシーンも妙に多め
いつきたかし『MAMA』(1986、けいせい出版 KEISEI 21 COMICS)
緻密で濃厚な絵(作品によっちゃモロ大友克洋的な絵柄のことも)で描かれる、耽美で抽象的なエロ劇画作品集
なんだかよくわからん話もあるけど、とにかく凄い雰囲気は伝わってくる
こち亀のコスプレ回(JC102巻「コスパでナンパ!?の巻)を読んだら、30〜40歳のするコスプレキャラが月光仮面やらアトムやらで…
ギャグオチだし、102巻発売が1997年なんだからそりゃそうかとも思うけど、この年になってから読むとちょっとショック
勝木てるお『マンガ自動車教習所』(1977、桃園書房)
45年前の教習所漫画。いかにも古本漫画って感じでいいです
緑の背景に真っ赤なカウンタック、そしてラブラブな2人の表紙が味わい深い。そして1ページ目の暴走教習車と折れた標識片手に持った同乗者の絵は何なんだ
質問内容・判定結果ともにクソしょーもない運転適性診断テスト
「カーセックスをするために免許をとったようなキミ、エッチなことより運転に十分気をつけること」
(勝木てるお『マンガ自動車教習所』1977、桃園書房)
村野守美『時間チェイサー』(1984、東京三世社 マイコミックス)
ハード浪漫ベスト傑作短篇集(←長い)。マイコミックスって毎度毎度長ったらしい副題付いてるのが面白い
装丁もハードカバーだし、出版業界も元気だったんだろうか
高橋留美子・筆記アンケート
Q. 昨年(1985年)面白かった漫画は?
A. 北斗の拳
Q. これからの抱負
A. 丈夫で長持ち
(「ぱふ」1986年5月号、雑草社)
みなもと太郎『おでん伝』(エロトピアデラックス 1981年12月号)
おでん+下ネタ。扉絵からコレです