「快人 黄色い手袋」(原作 川内康範 漫画 家石かずお週刊 漫画天国1961.04.28)
快人 黄色い手袋のマンガがあったとは知らんかった、、、
(C室)新収
「新版細見 あたご山まつのくらい」(1986年(昭和61)4月 あいの会「松阪」刊 影印復刻版 解題 田畑美穂付)… https://t.co/2mbTJWtq7Y
松下井知夫自身が枯れたタッチで読み切り作品をものするようになったのは1965年以降で、
「猛妻ここに爆破す」(週刊漫画Times1965年4月)
「トンビ野郎とタカ娘」(別冊アサヒ芸能1968年12月)あたりが類例かも
後継作品の「蟻になった男」(週刊漫画Times1958.12-)も、より洗練された絵柄で展開し、読み易いのは自分が歳くったことも大きな理由かもしれない
同じ作者による「週刊漫画Times」「漫画天国」の成人作品は
大人漫画の、無駄な背景無し、ベタ・トーン少なく、線画の描法とコマ展開でやさぐれた主人公の際どいエロスやスラングだらけの言葉も含めスラスラと世代抵抗無く入ってくる
※「星から来た男」(週刊漫画Times 1957.04-1958.11)
「コブタのハナちゃん」(松下井知夫 「幼年えほん増刊 まんがえほん」(1951年(昭和26)8月 新生閣刊 B5判)
キッチリしたコマ割で当時のマンガ作品同様の構成でまとめられている
「ヘルボン王子の冒険」(松下井知夫 少年少女まんがグラフ1952年(昭和27)8-12月 全5回連載 子供マンガ新聞社刊 A4判)
も同様であるが
当時の「週刊漫画Times」は松下井知夫、小島功の連載作品が柱で
二人とも、台頭し始めた頃の「劇画」の描き手の若造が映画の孫引きでお茶を濁したストーリーではなく、大人の視点で、社会背景を元に、よりリアルで直裁な表現を体現していた
「ナマリン王城物語 第7回 コロロン様の巻」(松下井知夫「週刊少国民」(1943年(昭和18)6月20日号)
話は更にファンタジーになり
抒情詩めいたネームで話は展開