6:【悪役列伝】「龍ーRON」日影崇
「龍」にも悪役は色々出てきたが、最初期から出てきた彼を超えるものはいなかった。
初登場時の、この安重根の挿話は非常に巧い…作劇的にいうと、心情、発言などは善玉?と思える台詞を言わせる。その上でさらに悪をさせる(笑)と、スケールが大きい悪になる
5:【悪役列伝】「ヴィンランド・サガ」クヌート王子
アシュラッド、トルケルも一代の個性的悪役だが、1人に絞ると彼か。数巻に渡り「弱気で優しい坊ちゃん」を描写させ、ある事件を機に冷血の大悪役に。プロレスでは「ヒールターン」と言うが、この手は使える。
理想を持った「悪の哲学」も見事。
4:
【悪役列伝】ひまわりっ~健一レジェンド・節子
最近の漫画では「恋敵」というのもあまり無くなり、同じ相手が好きな同士で、また仲がいい…という話が増えた、ような気がする(個人の感想)だが、このキャラはそんなぬるくない。
各種のムカつかせる「恋愛謀略」の手練手管は見事の一言。
3:
【悪役列伝】月下の棋士・刈田升三
1作1人に絞りたいのに、最初から躓く(笑)。エンターテイナーを自認する人を食った性格と陽性の魅力…があるのだが、本気で主人公と対峙する際、自らの禁煙を破る。そしたら「先生、たしか一局分はこのくらいですね」とドカドカと山積みに。この挿話好き
2:
【悪役列伝】月下の棋士・大原巌
「汚いことをしてでも勝ちたい」という執念が、一周回ってすごくカッコよくなる大原。この土下座も完全に本気というより「相手は受けないだろうが、一寸でもその精神を乱せればいい」というクソリアリズム。
死病を患いつつも、酸素ボンベ持参で対極に臨む。
https://togetter.com/li/1148804
というまとめを受けて、アオイホノオに出てきた「中途半端にマネをすればいいオリジナル作品になる」という理論の画像を紹介しておくかな(笑)
以前もhttp://d.hatena.ne.jp/gryphon/20141127/p5 … で書いたけど「鈴木先生」で盛り上がる「鈴木裁判」の回も、結婚前に子供ができるなんてけがらわしい!と生徒から糾弾される…というシチュエーションが、そもそも前提から成り立ちにくくなってくるでしょうね。
森薫のまんがが、外務省のサイトで読めるご時世ぞ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/ca_c/page24_000897.html …
「田中芳樹氏が、アルスラーン戦記の最終巻を脱稿した」という話は、それは当然感慨深いのだけど、やはりこの画像を再活用しておきたい(笑)
※タイタニアの続刊出たときのやつ
サムネイル用画像としてムロタニツネ象「世界の歴史」からコロンブスを。
いろいろと
フラグが立ってしまった
場面・・・・・・・・・。
異世界ファンタジー「ドリフターズ」で、無線通信と同様に使える魔法の水晶玉が元々あったのに、異世界の住民はそれで軍隊の指揮が向上するるとは考えもしない。人間界から来た戦国武将(時代的に無線は知らない)が気づく…という挿話がありました。
https://twitter.com/IrrTenko/status/899929092144771072 …
10:さて、徐々に翻訳は進むのだが、ここで蘭学黎明編はある構図を打ち出す。
それは良沢を「語学派/厳密派」玄白を「医学派/スピード派」とし、解体新書の翻訳と出版に際し、良沢は「まだ間違いが多い、精査すべきで出版は時期尚早」、玄白は「病を救うために大急ぎで出版を」で対立すると。