[15/20]
「ふたりのチカラ」イヌヅカヒロ/
画力の確かさ、作品への情熱の深さ。それでいて親しみやすい。そんな魅力を携えたイヌヅカさんにテランで披露して頂くのはまさかのショートコメディー。こんな他愛もない話がこんな壮大に描かれていいのか? いいはず。あとJKの表情も楽しいです。
[14/20]
「海の向こうの遠い国」松本水星(まつもと・すいせい)/自由奔放な妹とは裏腹に、地元の街から出ることなく30歳になった姉。夜な夜な想像するのは、知らない外の世界で……。『燕のはさみ』作者が描くのは、眠る前にこそ読みたいショートショート。お楽しみに!
[13/20]
「お兄ちゃんのバカ」天野実樹(あまの・みき)/女子高生というものを愛する作者の気持ちが炸裂した1本。家を出ていく兄へ妹が抱く想いはとてもとても平凡で、なのに丁寧にすくい上げるもんだから掌編ながらグッときてしまう。天野さん、そういう瞬間を描くのが上手いんです。ぜひご一読を。
【『極東事変』3巻 推しポイント💡】
注目していただきたいのは、なんといっても臨場感あふれる銃撃戦&カーチェイス! 銃と車をこよなく愛する著者・大上明久利のこだわりが、3巻でも大爆発しています。
【7月15日発売】『極東事変』3巻(著・大上明久利)
終戦後1年の東京。軍事政権の樹立を望む不死の軍団<奇兵隊>が、ついに政府高官を襲撃! GHQ所属の不死の少女・砕花と最凶の元衛生兵・近衛は、彼らを止められるのか!?
大好評ガン・アクション、<奇兵隊>リーダー・玄森が暗躍する第3巻。
【『ミギとダリ』6巻 推しポイント💡】
瑛二の母親・怜子がとにかく怖い!! 画像は、
・石窯バゲットで素振りをする怜子
・絶対に逃さない怜子
・異変に気づいた怜子
絶対に目を合わせたくない!
【7月15日発売】『ミギとダリ』6巻(著・佐野菜見)
ひとりの少年”園山秘鳥”になりきって、殺された母親の復讐を果たそうとする双子・ミギとダリ。事件の真相に近づくにつれ、容疑者・瑛二の母親が恐ろしい本性を見せ始める! 度重なる危機を、双子はどう乗り切るのか!?
血と決意の第6巻です。
【『金曜日はアトリエで』3巻 推しポイント💡】
天然な魅力で人を惹きつける環と、焦りまくる先生。ときめき必至ですよ~!!
【7月15日発売】『金曜日はアトリエで』3巻(著・浜田咲良)
恋愛に不器用な画家と鈍感なモデルのスローテンポ・ラブコメディー♡
第3巻はデート盛り沢山!お祭りに行ったり、呑みに行ったり、お家でご飯を食べたり。ふたりきりの時間が想いを育み、ついに先生の口からーーー!?
[11/20]
「黄金の秋」かわもと まい/
傷痍軍人と戦争孤児、大切なものを失った者が見つめる未来とは? 戦争が生み出した悲しみと、それに抗って生きる者たちを描く、『アンリの靴』の著者渾身の新境地。
[10/20]
「はなぶさ」綿野マイコ(わたの・まいこ)/
”私は、女ではない”
跡継ぎを望む母に男として育てられた草士郎。母から解放され女としての人生が始まるが、戸惑いの連続。そんな中、幼馴染との初めての恋が芽吹く!
性とはなんだ? 時代物にして現代的なテーマに切り込むデビュー作です。
[09/20]
「日向インパクト」大島琳太郎(おおしま・りんたろう)/ 「大島さんが描くメカは面白いですね」という打ち合わせから、ひと味違う学園モノが出来上がりました。理不尽な校則に立ち向かう、反骨のガール・ミーツ・ボーイ! 魅力的な画面作りが冴えわたる、爽快デビュー読切です。