「漫画より楽しいことがあるものなら、ぜひ教えてほしいわね。」(高橋留美子・述、『カメントツの漫画ならず道 2』小学館、P96)
#漫画の日
「言葉は刃物…
使い方を誤ると質の悪い凶器に変化する…
相手の心を察して慎重に使わねばなりません…
たとえそれがどんな相手であろうとね…」
(釈蓮和尚・述、『名探偵コナン』第54巻、小学館、P136)
#名探偵コナン
日本の漫画文化。
「格式だの家柄だのってやつはわたしゃア胸がムカつくんでね‼︎
そいつァ人間のいちばん愚劣な病気みたいなもんだ!」
(手塚治虫『ブラック・ジャック17』秋田書店、P232)
長谷川町子『サザエさん』の中で描かれる「土用の丑の日」。
(参照:『うなぎと日本人』角川文庫、P88~89)
「土用の丑の日」に読みたい本といえば、徹底して「うなぎ」だけを食していくグルメ漫画・ラズウェル細木『う』(全四巻、講談社)。「うなぎ」を食すときのこだわり(タレ、山椒、酒など)や鰻料理屋レポートなど、とことん「うなぎ」を味わい尽くせる一冊です。(画像右は、第1巻のP6)
8月11日は、作家・吉川英治の誕生日。
「古人を観るのは、山を観るようなものである。観る者の心ひとつで、山のありかたは千差万別する。無用にも有用にも。遠くにも、身近にも。山に対して、山を観るがごとく、時をへだてて古人を観る。興趣はつきない」(『随筆宮本武蔵/随筆私本太平記』P123)
「肉じゃがは伝統的なおふくろの味と言われているから、当然戦前からあったのだろうと思っている人が多いと思いますが、戦後五年がたった一九五〇年(昭和二十五年)の「主婦と生活」以前の文献に見ることはできませんでした。」(魚柄仁之助『国民食の履歴書』青弓社、P152)