勝小吉30歳代頃の、道具市での小吉の儲け術です。
マンガ『夢酔独言』八十三話(1/4)
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「この年夏、男谷から呼び出された。妻に後のこと、子供のことまで言い遺して男谷へ行くと、兄嫁はじめ皆が泣いている。
精一郎の部屋へ行くと、姉が言った。」
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※フィクション演出です。
麟太郎の修行期間が16~19歳頃であること、虎の門の保科さんちで両親と同居していたことを本人が語っているため、このへんで帰ってきてもらいました。
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「金は湧く物のように使った。
その翌年、二月から体調を崩して、大病になったものだから、いろいろ療治をして、八月末には少し回復した。そこで無理をして騒ぎ出歩いたら、とうとう十二月初めから大病になって、体がむくんで寝返りもできないようになった。」
#はやおき訳
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「その翌日、また大坂から、町奉行の使いが手紙と肴を持って来た。
その晩それを煮直して、代官や庄屋を呼び寄せて振舞った。町奉行の手紙も読んで聞かせた。一同が恐れ入ったようだから、金子について聞いてみたら、
『今、いろいろ手を回していますができませぬ』
と言う。」