明治時代の単語事典にのっていた「埴輪ノ図」。
明治初期ぐらいまでの日本人はハニワをなんだと思ってたのだろうか…
日本書紀などにのってる単語の読み方をまとめた辞書みたいな本なのだけど、ハニワの現物みたことない人が伝言ゲームで挿絵を描いたような雰囲気。
むらさきいろでいろいろへんしんするやつじゃないの
改元 大政元年六月十五日 御即位
輪王寺宮御事
東武皇帝 御諱 陸運
御后
一条関白御女仙台慶邦幼女
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権征夷大将軍 兼国務方 仙台 新三位藤原慶邦
伝聞とはいえすごい文字列。
『恋はいつもアマンドピンク』(赤星たみこ・双葉社)
主人公よき子と上流階級の青年・広野宮彦の恋愛模様を描いたラブコメ(ラブコメ?)。「ひろのみやひこ」という名前からしてすごいのだけど、類似作品は決して現れないであろう空前絶後のコメディ作。これぞ時代の空気…
(画像は同作一巻より)
明治初期にさだめられた官国幣社・府県社級の神社の制札では、日本語とあわせて英語、フランス語で注意書きを併記するきまりだったらしい。
こういうところの目配りというのか対外的な感覚はほんと明治政府だなって感じがするし、神社の制札に欧文併記というのがとてもおもしろい。いやー…
逃げ若の後醍醐天皇、描きつつ描かないことでモンスター感を演出するアクロバティックな技でありつつ「御簾をあげてみたらひょろひょろの小男だった」というオズの魔法使い的なワザも使えるなと思った。もしかしたらそれを狙ってるんだろうか?ありえなくもなさげ…
(画像は第1巻第5話より) https://t.co/FZrQZENQgy
重陽の節句がらみでおもしろいなあと思ったのは、明治5年に定められた海軍の規則。
「上巳、端午、七夕、重陽 右ノ四節ニハ各艦檣上ニ御国旗ヲ引揚ル事」
3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の節句には軍艦のマストに国旗を掲げるようにというきまり。翌年には節句そのものが廃止されてしまうのだけど https://t.co/EgGkARECXE
前年の明治5年には、海軍で
「上巳、端午、七夕、重陽 右ノ四節ニハ各艦檣上ニ御国旗ヲ引揚ル事」
3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の節句には軍艦のマストに国旗を掲げるようにというきまりまでつくられてたのに。日本が近世以前を切り離して新しい価値観でやってきましょうと模索するちょうど端境期
昭和25年のマンガ「かんがえ太郎」
外国人が日本にやってくる回で描かれる日本は、公共空間でもポイ捨て立ちションたんつば吐く人だらけ、マッチは粗悪品ばかりでスリが横行し、きれいなのは富士山と子供の心だけ…という描写。
戦後混乱期としても今の日本人がイメージする「日本」とはまさに隔世の感 https://t.co/JYTiBoJ5RG