たとえばこちら。『古典コミックス 古事記』(登龍太画、主婦と生活社、1990年刊)185ページに登場するヤタガラス。
「おまえが八咫烏だな」とセリフにもあるので間違いなくヤタガラスですが、三本足どころかカラスに描こうという雰囲気も感じられないオリジナリティが。
神さまが神代文字で葉っぱになにか書きつけているところの図。神代文字は「阿奈以知」というらしい。
江戸人はまあなんでもよく絵におこしてくれてるなあ…。これ自体は明治前期の刊ですが。
「具足印の無臭肝油」
戦前の肝油の広告ですが、具足をシンボルマアクにしていったいどんな層に肝油を売りたかったんだ…
人魚の広告といえば清心丹とおもってたけど、「清婦湯」なるものを確認。清心丹の専売特許というわけでもなかったのか…ともおもったけどデザインもまるっきり被ってるしこれはただのパクリなんだろうか。商品名もなんか似てるし… https://t.co/lmJVgQywCX
昭和16年の森永ビスケットの広告。
「銃後の食糧を確保せよ!
と言ふ事は買い溜め買い漁りを奨めるのではない
科学する心を以てその栄養と分量を考へ
以て無駄なく食べ、無駄なく扱ふ事である」
お菓子ですらこんな押し方にしなきゃならない時代。
エンゼルよりずっとでかい戦闘機。
上野界隈お散歩好きであれば一度は目にしたことのある(はず)、三崎坂のぼったところの荒物屋さんのカンバンに書かれている「ニギリ矢印」。
いったいなんなんだろうと長らく疑問だったのですが、
先日「ニギリ矢印」の広告を発見。
アルミ製品の会社だったのか!!それであの荒物屋さんにもあんな大きく掲示されてたのだなと。XX年来の疑問が解決してものすごくスッキリ。
おみくじを木に結ぶと芽が出ない=目がでないのでNG(神社公式)
こうして制札版的なものがくくりつけられてるのだけど、やっぱりこの木が御神木で元宮? いやそういうわけでもなさそうな… 咳止め・風邪封じのお守りもくくりつけられていて自由にいただけます。なくなると補充されてるのがほっこりする。