明治40年代の化粧品「クイーン白粉」「クイーン水」の広告。このクイーンはビクトリア女王かな。こういう商品もあったんですね。英王室に許可とってるわけではないと思うけど。
カンコー学生服ならぬ大ナンコー学生服の広告。そんなものもあったのか…これ着てたら試験合格のためには手段を選ばぬ学生になりそうな気がする。
松江の伝統工芸「八雲塗」の広告。やっぱり島根は神話的モチーフがよく似合う。
そんな清心丹の人魚も、大正時代になるとすっかりマーメイドになってしまう。
元来のお江戸的ミイラ人魚のあれからいつごろ麗しきマーメイドに変遷していったのか追っかけても面白そう。もうじっくり研究されてる人いそうですが。
六神丸のPRにむりむり七福神を使おうとした結果ひとり省かれてしまった悲しい広告。
こういう地球を股にかける系の広告、気宇壮大でなかなか楽しい。長野市の履物商。
おなじ本ですが、「野菜」に「あおもの」、「馬鈴薯」に「ジャガタライモ」とかながふってあって明治時代を感じる。
親文字の読みそのままでないルビって戦前にはけっこう使われていて、マンガの吹き出し内で多用されるのの直系祖先かなと思ったり。
本日採集した意味ふりがな。
野菜:あをもの
馬鈴薯:ジャガタライモ
誘蛾灯:むしとりらんぷ
こういう技法は明治以前からありますが、漢字(漢語)にわかりやすい訓読ルビ(口語)ふるのってなかなかすごい発明。二段階表意文字とでもいいましょうか。
キツト色白くなる!
ラブミーボンナ
商品名のインパクトに対して断言しないキャッチが謙虚。