漫画祭での高橋留美子さん評の
「アウトサイダーや変人を前面に押し出し、彼らにもチャンスがあることを示そうとこだわった」
という観点が、実にフランスぽくて面白い。私的には、
「男子のしょうもなさを徹底的に描きながら、男子から絶大な支持を受けているのが凄い!」
という知人の評に納得です。
近ごろ流行の「おっさん」系ストーリーも、キャラ画が妙に美形で加齢臭と無縁ぽかったりして、かなり残念なものがある。
その点、デトロイト・メタル・シティに出てきた「資本主義の豚」梨元さんはあらゆる意味でイケていた。なぜこの路線で突貫できないのか。
人間心理は難しい。
今さら世間絶賛のサイコホラー映画『ミッドサマー』を観た。マジ傑作。世間が「北欧」に期待するイメージの陰画をこれ以上掘り下げるのは困難だろう。
もしリア充系の米国大学生ではなくデトロイトメタルシティの面々が登場していたら、童貞パワーの怨念であの魔界村を撃破したのでは?とも思ったり。
8月15日、
「あそこで終戦しなかったらどうなったか」という話はそこそこ聞きますけど、逆に1941年、
「あそこで開戦しなかったらどうなったか」という話も何気に重要かもしれない。しかしそこで議論のまとめ役に求められる知的技量はかなり高度だ。
#終戦の日
「戦争×美少女」といえば、
『戦え! 軍人くん』に出てきた「ときめき少女爆弾」は、機能といいネーミングといい凄すぎると思った。
『デトロイト・メタル・シティ』は二重人格ギャグ漫画として名高いが、いま改めて読むと、
「非リア充の屈折した承認欲求と怨念」の的確すぎる描写が読者の潜在的ニーズに激しくマッチしたのであろうな、ということも窺えて興味深い。
オシャレ恋愛文化に対する愛憎とか。
秋本治さんは、もともとは激渋なベトナム戦争漫画とか描いていたのも凄い。
https://t.co/DJmby52y40
インタビューを読むと「別ジャンル的要素ミックスの相乗効果」など、いろいろ考えさせられる要素に満ちていて興味深い。
ということで紫綬褒章なのです😊
ときに、ムッソリーニが登場する日本のマンガといえば、今なお『マカロニほうれん荘』が最高傑作とされているらしいのは興味深い。
『マカロニほうれん荘』は、1970年代のドタバタギャグマンガでありながら、現代の目で見てもメカ・軍装の考証が異様に正確なことでも知られる作品です。
いろいろな意味で伝説の作品といわれるだけのことはありますね。今も原画展が開催されたりしています。
獨協大学の #Dokkyoドイツフェス 8/3,4、割とドイツ業界人の勝負舞台な感じらしい。バンドリや推しの子でなぜ「フェス」が超重視されていたのか今さら痛感する。
で、普通は下左っぽいイメージだろうけど、過去、私は実戦で下右みたいなステージばかりやってきたのでマジどうしよう。
てか今頃悩むな。