…ということで、Love Me Do はタンバリン(リンゴ)の入っているもの(ドラム・ホワイト)と無し(ドラム・リンゴ)のもの、そしてアンソロジーのピートバージョンの3種類が今でも聴けるわけです。
Across The Universeのオリジナル版に入ってる女性バックコーラスはこのスクラッフスの中のラッキーな二人。
これが有名な「ビスケット事件」または「マクビティー事件」で、ジョンとジョージが殴り合い寸前にまでなったという…すごい馬鹿っぽい話ですが、ヨーコと彼女を連れ込んだジョンへの不満がたまたまこれをきっかけに噴出したんでしょうね。
クレインは悪徳マネージャーと言われてますが、超低印税率でビートルズから暴利をむさぼっていたEMIとキャピトルを脅しまともな印税率に上げて4人に莫大な利益を還元したり、リンゴに映画の話を持ってきたり、サムシングをシングルカット曲にして全米1位にしたりと良いこともしてるんですよね。
女性観・夫婦観・家族観などは意外にも頑固で保守的な4人。新しい恋人ができると愛人とかにはせずに離婚して再婚するという、潔いのか不器用なのかよくわかりません。