エヴァンゲリオンのラストがまんま『8 1/2』つーのは有名な話ですが、ドクタースランプの最終回がまんま『8 1/2』というのは未だに全く指摘されていません。
メタ描写があって、ロケットの発射台が出てきて、今までの登場人物全員が現れて、笑顔で終わるっていう、エヴァ以上のまんまオマージュなのに
今年大ハマりしたテレタビーズ、フランク・ザッパ、華倫変、ザ・カラテは、短期性のマイブームとかでなく、一生涯影響を受け続けるだろうと思っています。
『全てが理想の王子様』に4人立て続けに出会ったようなもので、人生において最も衝撃的な年でした
喧嘩強い奴より、ブッコロスゾ!って涙目になりながら裏声でキレてる奴のほうが絶対にパンクロックのセンスあります
楳図かずお先生の『わたしは真悟』は、機械が敵になるという超オーソドックスなSFなんだけど、それを命令していた黒幕が『日本人の意識』という発想が本当にやばい
音楽ライター特有の『大仰で強引で主観的で、ともすればウザい』という文体を、ラーメン評に持ってくるとギャグになる。というのは慧眼だと思います。
『らーめん発見伝』の原作者はもともとロッキング・オンとかで書いてた音楽ライターなんだけど、ラーメン評論家・有栖のラーメン評にその出自がよく現れている。70年代のミュージック・マガジンみたいな、アクロバットな見立てと強引さがあるんだよね。
梶原一騎原作『人間兇器』は、梶原一騎が監督・プロデュースした映画の宣伝が1話に二度も出てくるのですが、こういった図々しさを我々は取り戻すべきです。