【今回の作品その9】
望月浩平『閑古鳥な繭』『もっと脳筋探偵』
この雑誌で唯一の少年ジャンプ路線を走り続ける望月浩平、今回は雰囲気の違う2編をお届け。1号でも登場した「脳筋探偵」は名探偵モノパロディ、ジャンプパロディとして快作!
【今回の作品その8】
三橋光太郎『砂の夢』
まずはこれらの画像を見てみてください。そこからあなたが想像するイメージ、この漫画はそれを超えてくる!アイデアと描写の両方が高まった結果、完成度がえらいことになってて震えました…オスススメ!
【今回の作品その7】
野口明宏『夜間飛行』
これまで全てトリックのある漫画を描いてきた彼がコメディに挑戦。涼しくて少し湿気のある夏の夜風が吹いてくるようなこの空気感は見事…!独特のセリフ回しが余韻を残します。今読んでほしい作品。
【今回の作品その5】
中山望『テニスコートコレクション』
編集長中山君の漫画、夜のテニスコートでファッションショー?面白い形の服やら愉快な設定が良い!あれ?読後知らぬ間に心にあの頃苛まれた所属意識や自意識の欠片が…笑 (のぐち)
【今回の作品その5】
田中杏佳『天使と悪魔』
圧倒的クオリティ…ズバリとても良い漫画です!人間とは違う二人の少年を描いた、爽やかでほろ苦いヘッセの小説のような読み心地。
4号のクオリティを底上げするような、田中杏佳渾身の一発!
【今回の作品その4】
坂上暁仁『一夜旅行』
彼の作品はいつも彼そのもの。東京から福岡まで徒歩で踏破し、現在は石巻に旅立っている彼にとって旅は欠かせぬものです。実体験をもとに丁寧に描いた結果、一番良いのできたんじゃないでしょうか!
サムライス『居酒屋話』
サムライス得意のオムニバス漫画、今回は居酒屋でくだ巻きながらベラベラしゃべくるおっさん二人の与太話。視点の面白さが肝でございます。
心地よい線と質感と濃い目の味付けで乾杯しましょう!
【今回の作品その2】
近藤ていゆう『Thrilling Drive & THE WATER』
3号で一番の衝撃を放った近藤ていゆうの2作目。前回の衝撃はまぐれなんかじゃない!何度でも攻撃してくるキラーマシーン的ギャグ漫画!最高っす!
【今回の作品その1】
小針卓己『レストラン』
オフビートな笑いとその先に待つ静かな結末。切れ味の良い描写が光る作品です。
淡々と進んでいきますが、すばらしいコマがめっちゃあるので見逃さずに読んでほしいです!
線の太さの試しをしております。こういう時くらいは遊んじゃう。4号に載せる漫画とは一切関係ありません。
(みつはし)