野口明宏『わたしの記録 記憶のきみ』
人それぞれどこかに美しいと思える記憶がある。そんな記憶のひとときを覗いたような感覚におちてゆける作品。必ず読み返したくなります。(うり) #maufes
望月浩平『だるまさんがほころんだ』
喜びがプラスで、悲しみがマイナスなんて、人の感情はそんな単純なゲージではないようです。誰にでもある人生の岐路にたった少年の純粋な感情とその複雑さ。(野口)
#maufes
丸山太央『タータンは空の色』
青春を陸上に捧げる少年と、陸上を諦めた少年。友達である2人の時間は偶然によって交差し、ある運命へと彼らを誘って行く。
ぐっと心を熱くさせる陸上青春マンガ。#maufes
サムライス『しゅうまつの過ごし方』
人は「しゅうまつ」の日が訪れた時、残りの時間をどのように過ごすのか。人々の「しゅうまつの過ごし方」とその心情を現実的かつシニックに描かれています。賛否が別れると思われます。(近藤)#maufes
近藤ていゆう『LANEBOWS』
同じバンドのメンバーにマンガを描いてもらったら、突飛でヘンテコなサンプリングだらけのマンガが出来上がりました。ギャグの中に垣間見えるむき出しの世界。噛んでも噛んでも味の無くならない作品です。(中山)
三橋光太郎『The Karman Line』
ここは空と地球の間。地球を見上げ、空は眼下に広がる。虹が、星が、月の影が美しく現れては、狭間の世界の不思議を少しずつ見せていく。
秀逸なアイデア、綺麗な画面構成に圧倒されます。(野口)
丸山太央『そんなこともあったなぁ』
帰省中の男子大学生がふとしたことで実家で飼っていた犬を思い出す。
大仰な物語ではないのに、複雑さをないまぜにして生きれる人間って本当はすごいって僕が気づけた一作笑
素直に楽しく読めますよ!(野口)
ぼりのしん『飲み会の帰り』
飲み会帰り一人になってしまった主人公の心境を実写の背景とイラストの絶妙な組み合わせで描いたマンガ。
どうも思うようにいかないもやもやした気持ちなどの絶妙な心理描写が共感をさそいます。(中村)
野口明宏『目隠しのバルーン』
ショッピングセンターで若者2人が無くなった風船を探すというストーリー。
セリフの巧みな言葉選びはミステリー好きならでは。
そしてまさかの斬新なトリックに読み終わった後何度も読み返してしまいました(中村)
中村悠一郎『エデュケーション』
この漫画は義務教育を経験してないと笑えません。幸運なことに日本人の場合多くの人が笑えます。爆笑です。
教えも無い、読む人の育ちも関係ない。でも僕の笑いの新しいツボを教えられたので立派な教育です(野口)