【今回の作品その5】
田中杏佳『天使と悪魔』
圧倒的クオリティ…ズバリとても良い漫画です!人間とは違う二人の少年を描いた、爽やかでほろ苦いヘッセの小説のような読み心地。
4号のクオリティを底上げするような、田中杏佳渾身の一発!
【今回の作品その5】
中山望『テニスコートコレクション』
編集長中山君の漫画、夜のテニスコートでファッションショー?面白い形の服やら愉快な設定が良い!あれ?読後知らぬ間に心にあの頃苛まれた所属意識や自意識の欠片が…笑 (のぐち)
【今回の作品その7】
野口明宏『夜間飛行』
これまで全てトリックのある漫画を描いてきた彼がコメディに挑戦。涼しくて少し湿気のある夏の夜風が吹いてくるようなこの空気感は見事…!独特のセリフ回しが余韻を残します。今読んでほしい作品。
【今回の作品その8】
三橋光太郎『砂の夢』
まずはこれらの画像を見てみてください。そこからあなたが想像するイメージ、この漫画はそれを超えてくる!アイデアと描写の両方が高まった結果、完成度がえらいことになってて震えました…オスススメ!
【今回の作品その9】
望月浩平『閑古鳥な繭』『もっと脳筋探偵』
この雑誌で唯一の少年ジャンプ路線を走り続ける望月浩平、今回は雰囲気の違う2編をお届け。1号でも登場した「脳筋探偵」は名探偵モノパロディ、ジャンプパロディとして快作!
【今回の作品その10】
ヤマシタスズ『君はモンスター』
今回注目のゲスト、ヤマシタスズ!世界観とキャラクターの良さよ…。一見かわいらしいのに、怖さや哀しさや色んな感情が浮かび上がる細やかでリズミカルなタッチ。
読後、彼らが愛おしい…
近藤ていゆう『室内村』
毎度ユニークすぎる世界観を生み出す作者。人間の多種多様な価値観を拾い集める民俗学者「山内」と助手「森田」がたずねたのは、どこかおかしな親近感がわいてしまう村であった。しかしその先には……。
(坂上)