サムライス『居酒屋話』
サムライス得意のオムニバス漫画、今回は居酒屋でくだ巻きながらベラベラしゃべくるおっさん二人の与太話。視点の面白さが肝でございます。
心地よい線と質感と濃い目の味付けで乾杯しましょう!
坂上暁仁『なんちゃらいえん』
知らない事が恥ずかしくて聞き返せず、思わず「なるほどね」なんてたまにやってしまいます。
テレビから聞こえた耳慣れない言葉"なんちゃらいえん"が主人公の日常を侵食する。
挑戦的で引き込まれる一作。(野口)
野口明宏「鱗」
作画が超うまいこともさながら日常的なシーンのようでどこかミステリーのような不思議な作風を持った作品
初見で理解する人もいれば二回目でようやく分かる人もいるすごく奥深い作品です
#maufes (大木)
【今回の作品その5】
田中杏佳『天使と悪魔』
圧倒的クオリティ…ズバリとても良い漫画です!人間とは違う二人の少年を描いた、爽やかでほろ苦いヘッセの小説のような読み心地。
4号のクオリティを底上げするような、田中杏佳渾身の一発!
【今回の作品その4】
坂上暁仁『一夜旅行』
彼の作品はいつも彼そのもの。東京から福岡まで徒歩で踏破し、現在は石巻に旅立っている彼にとって旅は欠かせぬものです。実体験をもとに丁寧に描いた結果、一番良いのできたんじゃないでしょうか!
中山望「ウミホタルのつかまえ方」
満を待して中山編集長です
双子の女の子と男の子が主人公
独特な雰囲気で描かれる海の描写や感情表現はみどころ
双子の関係性がなんだか見ていてとても愛おしく微笑ましいです
(大木) #maufes
野口明宏『わたしの記録 記憶のきみ』
人それぞれどこかに美しいと思える記憶がある。そんな記憶のひとときを覗いたような感覚におちてゆける作品。必ず読み返したくなります。(うり) #maufes
中山望『ゴーストの住処』
この世界に生きる人々の数だけ幸せが存在する。
それがどのような形であっても、幸せであるとされるならば。
読み終えた後もずっと頭の中でぐるぐるしています。(うり)
#maufes
坂上暁仁「箱」
キャラクターの表情やキャラクターがとても愛らしい
この場の空気や登場人物を好きになってしまうそんな雰囲気を持った作品です
三橋くんいわく坂上が初めて地に足着いた作品だとのこと、絶賛していました
#maufes (大木)
小針卓己『修繕』
繊細で美しい画風と主人公の描写がこの季節の少しの肌寒さにぴったりで気持ちがよく、かつセンチメンタルな気持ちに浸れます。モチーフや情景の描写に作者の秀でたものを感じる傑作です。(近藤)
#maufes