ファントム無頼ってどこまでが武論尊(史村翔)先生の原作でどこからが新谷かおる先生のアレンジなのか昔から気になるんだよね。武論尊先生が航空自衛隊出身だから立ち上がった企画なんだろうけどキャラクターや読み味は完全に新谷漫画なんですよねこの漫画。台詞の言葉遣いは全部変えてると思うんだよな
藤子Ⓐ先生の恐喝描写で面白いのは,倫理観や因果応報感が必ずしも高くないのね。魔太郎は復讐という建前がある方だけど変奇郎なんか少年誌なのに悪びれもせず普通に恐喝するからね。ありのままの欲望!またⒶ先生,現金描写にすごい執着するよね(笑。
ご実家がお寺っていう情報を知ってると更に面白い。
あとウルトラマンキングがウルトラの国を統治してるみたいなイメージは絶対ここからだと思うの。何万年もの間、誰も姿を見たことがなかった伝説の人じゃなかったんか~い。
眠りそうな漫画家にペンをぶっ刺すってそんなに一般性のある表現じゃないと思うんだけどⒶ先生とF先生でネタが被ってるの面白いよね。当人的にはよっぽどインパクトがあったんだろうな。
『モジャ公』のオットーは『新オバケのQ太郎』のヒョーロクさんに転生再利用された説。ビジュアルもやってることも同じだよねこの二人。
70年代ってアニメや特撮だけじゃなくて漫画もトンガッてたわけで。特に冒険王は原作者本人ではないコミカライズが山ほど載ってて何故か内容はおまかせでやりたい放題。そして中にはこういうことやってたりする人がいたわけですよ。隙あらば子供向け漫画にも思想を忍び込ませる。70年代感!
今から10年後か20年後かわからないけど多分将来的に『ミノタウロスの皿』は倫理系の教科書に採用されてると思うの。みなさんで考えてみましょう的な教材として。
その能力を持ってるなら使えるべきなんだという徹底した合理主義というか全力主義。劇中でテレポーテーションしたと相手に思わせてる場合は大抵ロデムの擬態トリックなの。もうね、この辺は徹底してますよ。自分の作風ではバトル漫画にテレポーテーション能力を入れたら駄目だなと思ってるんですよね。