ふと思い出したけど21エモンのTVアニメってモジャ公のエピソードをちょいちょい拝借して使ってたけど途中のテコ入れでドラえもんの四次元ポケットみたいなのまでモンガーが使えるようにしてたよね(笑。多分こういう使い方(画像2枚目)がしたかったんだと思うけど。しかも結局ほとんど使われなかったしー
『それでも町は廻っている』って終盤に平行世界の話が匂わされてキャラの少し違った姿が見えるじゃないすか。作家にならなかった静姉ちゃんとか。あの作品世界は歩鳥が周囲の人の未来を少しだけ変えている,というテーマがあるわけで(と思う)。紺先輩とかは最も強い引力で明るい世界に引っ張られた人で
小学館の漫画って台詞に句読点を付けるルールなんですよね。これが徹底し過ぎてて大声の台詞にまで「。」が付けられちゃうという。回避するにはギザギザふきだしの台詞は全て「!」で終わらせるしかない。この決まりは小学館独特なので朝日ソノラマとか双葉社から移籍してきた単行本には凄い違和感が。
石森章太郎先生ってとにかくSF好きだったからSFガジェット的なものを作品に取り入れるのが早かったけど中にはよくわかんないものもあるんだよね。シャム感応器とか。今でいうGPSみたいな使われ方をするんだけど。二つの同じ物体がシャム双生児みたいに共振現象的に互いの場所を認識できる的な理屈で。
ハチャメチャに大喜びする藤子・F・つよつよ姉という超激レア描写(生涯に渡る約5万枚の原稿で多分ここしかない)
未来人や進んだ世界の人が(当時の)現代に古さを感じるシーンって後から見るとギャップ凄いよね。最新型が古くなってるギャグ。バックトゥザフューチャー2で初代マックがアンティークになってるとか21エモンの昭和村とか。東京タワーが1958年,0系新幹線なんて1964年運用開始で本当に最新だったんすよね
F先生ってあの時代の方には珍しくパワハラっぽい暴力は嫌いなんだけど暴力ネタ自体は好きなんすよね。その辺の二律相反する中で捻り出されたのが臣下からの突き上げ暴力という技で。敬してるという体で目上の人に乱暴を働くという(笑。初期ドラにもそのニュアンスあるんだけど。世話焼き暴力というかさ
少年誌じゃないけどゴラク連載の野望の王国も1977~1982年連載であれだけ濃い作風だったのに同じコンビで続く1983~1984年の獅子たちの荒野はなんだか軽い作風になるんすよね。愛蔵本の巻末コメント読んだら由起先生が当時の無理解な編集の要望に振り回された恨み節を書いていて。だろうな~って感じ。
今作の注目ポイントはムックの鳴き声の「キンキン」を小型犬の鳴き声のキャンキャンに近いとらえ方で解釈するのか、本当に金属音としてのキンキンという音で表現するのかどうか。作り手がセンスを問われる部分と言えましょう。 https://t.co/fNzJ0NPFtK