『光る君へ』
石山寺、紫式部がここで『源氏物語』の構想を練り、須磨・明石の帖から描き始めたと『河海抄』に書かれているが、紫式部の死後300年経って突然書かれた本なので信憑性はない。
新評論から『知泉源氏6』6月3日にリリース
思いつきで描き始めた源氏物語の直訳漫画ですが、こうして表紙を並べると「よくやった」と、自分を褒めてあげたくなる。でも先はまだ長い、気を抜くな。
源氏物語を原文を一切略さずに、当時の風俗をわかりやすく読み解いた、誰でも沼にズブズブ沈み込める漫画『知泉源氏』。作中に登場する和歌も全て読み解いて、原典を読む時の副読本にも使えます。
『知泉源氏6(6/3発売)』には、本居宣長の二次創作『手枕』も掲載されているけど、本居宣長が「もののあわれ」の真髄に気が付く話も載っている。
大瀧詠一の『恋するカレン』はまさにもののあわれ。
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『光る君へ』に直接関係ない話題。
紫式部は夫・宣孝の留守中に好物の鰯を焼いていたところ、突然帰ってきた夫に「鰯のような下魚を食べるとは何事だ」と叱責され、歌を返しやり込めた。という逸話がよく語られがち(続
手塚プロダクションと著作権という話では、自分の作品『知泉源氏』の中で琵琶丸を何も見ずイメージだけで描いたらそっくりになりすぎたので手塚プロにお伺いを立てて著作権法的に問題のない処置をしております。大人のビジネスとなると色々大変なんスから。
『光る君へ』vs『ブラックジャック』勝手にコラボ
『知泉源氏』の中、明石に姫君が誕生したという報告を受けた時の紫の上。
昔描いた『古事記・ふることふみ』という漫画の中に登場するわだつみはこんな感じ。このデザインが紆余曲折で『知泉源氏』の明石入道になりました。
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その娘トヨタマ姫も明石の姫君の原型。