本日発売週刊新潮7月28日号、TVふうーん録にて「拾われた男」書いてます。原作者松尾諭が入らなくて忸怩たる思いもあるが、たとえワンシーンでも、名役者がわんさか出てくるので好物。NHKというかディズニーがセンスよいのかな。伊藤沙莉登場前の入稿が悔しい。10㎝角に20人を描くのはさすがに厳しい
本日発売週刊新潮11月19日号、TVふうーん録にて#リモラブ書いてます。全員マスクも違和感なくなってきた。リモートでひゃっほうな人も、大所帯で地獄の人も、月夜に寂しくて涙する人も、何の支障もない人も、濃厚接触したいのにできない人も、大打撃の飲食店の人も。コロナ禍の人々を描き出した秀作。
本日発売週刊新潮3月17日号TVふうーん録にて「ミステリと言う勿れ」書いてます。菅田将暉のポテポテしちゃ〜うぞ〜が妙に頭から離れず。男のロマン主義に混ざらない女の存在意義を男が語る、すごく大事。ゴミ出しと土下座の解説もしっくり。虐げられた人の心の背景を丁寧に描く。上段の犯人に心寄せる
本日発売週刊新潮2月17日号、TVふうーん録にて「恋せぬふたり」書いてます。非家族モノは増えたが、非恋愛モノは珍しい。高橋一生が庭先で家族最高主義や恋愛至上主義に呪詛垂れまくったシーン、好き。いやだなと思うことを口にできる世の中を目指す意欲作。岸井ゆきのの自己肯定が広がる様子もいい
本日発売週刊新潮1月25日号、TVふうーん録にて「女子的生活」書きました。たった4回しかやらないと知って、初回だけ観て急いで書いた。いまんところ、今期ナンバーワンドラマと言いたい。NHKドラマにしては脚本がすごくいいし、新奇性があると思う。
本日発売週刊新潮4月1日号、TVふうーん録にて「天国と地獄」書きました。MVPは迫田孝也。のびーること林泰文、母徳永えりも入れたかったわ。推理すんのに疲れちゃったけど、面白かった。疑ってごめん、柄本佑。時間たってから再度見直すと、より深く味わえるのが森下佳子ドラマの特性と思っている。
本日発売週刊新潮10月21日号、TVふうーん録にて「おかえりモネ」書いてます。私たちって結局ずっと縛られてきたんだよ、とみーちゃん。明日はきっとおかえりりょーちんになるはず。若者の心情描写に焦点絞った新奇性ある朝ドラ。すーがーなーみーのところはナースのお仕事の松下由樹風に読んでください
本日発売週刊新潮11月3日号、TVふうーん録にて、松坂慶子がかわいい「一橋桐子の犯罪日記」を書いてます。パチンコ台を一心不乱に拭く慶子、苺大福を供えて友に語りかける慶子、淡い恋心が二度も木村多江に壊された慶子。長澤樹のサーフィン姿も眩しかったなあ。遊井亮子が語る女子刑務所に説得力アリ
本日発売週刊新潮11月18日号、TVふうーん録にて「顔だけ先生」書いてます。貫地谷しほりのラチャ様信仰がとてもリアル。八嶋智人の電話の出方が今更ながら絶品。二世俳優多めだが適材適所。神尾楓珠は真面目な年上女性を悩ませるのが得意よね。和田聰宏と安井順平の因縁は大人の話だったけど。良作。
本日発売週刊新潮1月19日号、TVふうーん録にて「いちげき」です。染谷将太に対して伊藤沙莉の塩対応が好き。切腹しつつも岡山天音をしとめた小久保寿人も捨て石侍かな。伯山語りは緩急ついて気持ちよい。男気見せた最期の工藤阿須加と町田啓太、逃げてもやられた細田善彦。杉本哲太の最期は相応しく。