姉の幸せを願い続けた妹が、その願いがかなった際に浮かべる笑顔がとても素敵。
姉と妹の関係はもちろん、二人を温かく見守る母の気持ちにも感動するので興味がある方はぜひ。
とても素敵な1話独立形式のシリーズなのでコミック好きな方には全巻読みがオススメです。
演出・脚本家の淡乃さん(@awatomo0115)に教えていただいたくまぞう先生『ラン(アウェイ),シスターズ』。
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自由奔放な姉とそんな姉を反面教師に真面目に育てられた妹の姉妹を描いた短編。
「どうして私ばかり?」
という姉への屈託が氷解していく描写が素敵な姉妹百合(?)
内向的な性格の美生ですが、亡き父との思い出にまつわる『パーツ付き模型マガジン』を買おうとしていたクラスでも目立つグループの若菜と書店で鉢合わせしてのをきっかけに、不器用な彼女に代わって模型を作るという関係に。
タイプの違う二人が同じ時間を共有して関係を深めていく描写がとても素敵。
みもと先生『恋する名画』。
最新話はクロード・モネの『ラ・ジャポネーズ』を下敷きにした、内向的な日本人女子はなめと外交的なオランダ人女子ハンナの海を越えた百合回でした。
幼少期の思い出を胸に抱き続けたハンナからはなめへの時を越えた百合もあり、とても素敵な読後感。
古宮海先生『可愛そうにね、元気くん』最新話。
鷺沢守への恋を叶えることはできなくとも、別の形で彼女を想い続けるという牛島さきこの独白が切なくも素敵でした。
女同士だから、という以前に嗜好が異なり過ぎて交わらない二人の関係の描き方が残酷ながらも優しい読後感。
輝子の才能を信じる編集者の新村美咲や、輝子の努力を知り励ますアシスタントの松宮いづみなど。
それぞれに報われないものがあってもがく登場人物たちが、輝子に自分を投影しつつ彼女を熱く肯定し前に進んでいこうとする姿がとても素敵な作品です。
『キングダム』最新巻。
残酷な運命に翻弄され、忘れることなど到底できるはずも深い傷を心に負った少女が、痛み続けるその傷によって心が崩壊しそうになりながらも答えを探して旅を続け、そして最後にたどり着く終着点がとても素敵でした。
個人的には、思春期の少女が互いを想い合う様を描いた作品としては傑作と呼べるかと思います。
一年生で同じクラスだった二人は誰も知らない秘密を共有しながら仲を深めますが、二年生でクラスが別れた後に内向的なスイを取り巻く状況が変わっていくのですが、そこで交わされる会話がとても素敵です。