今と思えばプーアルでさえ1戦くらい出てきましたよね。いやいやこの戦い内容ならプーアルは一人でも勝てるよw。変身能力はそこそこ戦えるからね。でもここの段階は既にパワー=正義になっているからそれじゃ困りますよね。アンケート的に。だからこの戦いはたった4ページで終わらせた。
機甲盤古このシーンが好きでした。
”この試験は個人戦である同時に、団体戦でもある”の話。
パイの奪い合うとパイを広げるのは同時起こる。簡単に個人の利益、団体の利益を区別できない。でも、そこが重要。”物を過度な単純に定義すると”タブロイド思考になるので。明確な答えは楽だけど、時に危ない。
よーし、今日はトーンのデジタル仕上げ。この辺りの背景はアシスタントの友人に助けてもらいました。すごく楽になった。パースのミスまで修正してくれた。やっぱり本職のレベルが違いますね。
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10年間描い続けたネーム全てボツ。『10年間待たせる編集が責任なんて取らない』は当たり前。だからこそ怖いんだ。大手出版社のチャンスだからこそ10年を頑張る価値がある!と思う人が多いかもしれないけど、君好きのは『漫画描き』でしょ、大手出版社じゃなくて。
ちばてつや先生の漫画を再読で震えました。
どんなの作品も、生活の風景、そしてその風景に居る人間をじっくり描写する。派手な演出が無いけど、人生の厚みが感じさせる。これ現代の作品ではよく省略された部分。というか、これを上手く描けるのに人間の観察が要求されるので相当に難しい。
読みやすさもピカイチ。俯瞰アングル多用のは特徴的。こういう構図では必要な背景が多くなるけど、読者にとってキャラの位置と空間配置が一目瞭然。描くのが苦労だけど、読みやすい。これも現代の作品がよくスルーされる。
ちば先生がいつも”どう描けば読者が迷わずに済む”という工夫を心掛けてる。
あと個人的にこういう”L形”のコマが地味に良い感じと思う。ちば先生以外の作品にあんまり見られてない気がする。ちば先生だけ愛用かな?構図的に面白くて、割と使いやすいし。でも現代にほとんど無くなった。残念だな、これがもっと使われても良いと思います。
あとは”架空な異世界”というものは殆どちば先生の作品に無い。
基本的に”人間ドラマ”で書かれてる。ちば先生のキャラ感情描写が現実に見られるものばかり。漫画的な非現実感情は描かない。でもその描写は大胆かつ誠実。だからこそキャラ一人一人が”現実に居そう”というリアリティを作るんだ。