1つ前の作品を読む

5つ前の作品を読む

最初から読む

153 / 378 作品目
黙っている啼義(ナギ)に、イルギネスが言った。 「そんな顔ばっかりしてると、気難しい顔のジジィになるぞ」 「うるせぇ」啼義の眉間に、また皺が寄る。「だとしたら、あんたのせいだ」  二人のやり取りに、驃(しらかげ)が吹き出した。「お前ら、仲良しだな」 #風は遠き地に 本編第三章より。
1
ツイートにリアクションをしよう!