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つまり、月下界からの帰昇と降下、冥界への下降と帰還はちょうど鏡像の関係にあるということであるが、このことに着目した論考を知らぬ。錬金術であれカバラであれ、諸々の秘教らしい秘教は、上と下、初めと終わり、生と反……の合一を奥義としているにすぎないのにである。
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