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このことは、繭を熱水に浸してほぐれやすくして、糸を引くという方法をすでに知っていたことになる。ということは逆に、この神話が弥生時代を遡るものでないことを想わせる。『野蚕録』にはじつに22の工程が挙げられているが、中心は、やはり、繭を熱水に浸すことである。
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