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「多田李衣菜が学校にいる」ということが普通になるまでにはそこそこかかっただろうし、それまでは休み時間のたびに人に囲まれて隣の男子の髪の変化なんて気づかなかっただろうし、早朝はテンションが低くどことなくおっとりしているなんてみんな知らなかっただろうし、彼は2時間早く学校に行く。
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