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二位殿 やがて いだき奉り 「波のしたにも 都のさぶらうぞ」 と、なぐさめ たてまつって ちいろの 底へぞ いり結ふ… 悲しき哉 無常の春の風 忽に花の 御すがたをちらし なさけなきかな 分段のあらき浪 玉躰をしづめ たてまつる… 「平家物語 檀ノ浦 安徳帝入水」
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