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「年越し」 今日の朝日は変わらず潤っていたし、晩の暗がりも美しいままでした。 でも、今はやけに落ち着かないから。 カーテン越しにあなたを見て、薄い布を挟んで体温を測り、ほんの少し外側で呼吸を感じます。 ──ああ、やっぱり。 そんな鮮やかな景色は、いつも通り何一つ変わりませんでした。
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