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家の前まで送ってもらい、また明日ねと七海は帰っていった。俺はといえば部屋に帰るなり余計なことを考え始めている。何が琴線に引っかかったのか、さっき見たはずの七海の顔が離れてくれない。昔はとても大事だったものが知らずのうちに消えていたような、そんな感覚が息苦しかったのを憶えている
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