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兄ブリエルは妹の言葉に嘆き悲しんだ。 たとえ力なんて無くたってブリエルはただ妹のアムエルさえいればそれだけでよかった。 それでも最愛の妹が自分の「死」を望むのなら、自分にある半分の魂を差し出そうとブリエルは応える。 『え⋯?兄さん⋯なにを』
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