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【時雨と飛影】 剣術の稽古が叶わぬ雨の日は 大人しく書庫で蔵書を読み漁り それに飽くと 某(それがし)の後をついて回っては あれは何だこれは何だと尋ねてくる 其れは正に真綿が水を吸い上げる有様のようだった (時雨の診療記録より)
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