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734 / 1890 作品目
睦夫は母親が亡くなった時に父親が二羽の折り鶴(睦夫徳夫の象徴)を手向けた記憶から、折り鶴は失ってしまった愛する人に贈るものと認識してるんだよな。愛憎を抱いていた父親には折り鶴が折れないと嘘をついて鳥の死骸を、十兵衛に敗れ死んだように眠る徳夫には折り鶴を手向けたのは象徴的だったね。
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