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藤子不二雄Aの隠れた名作『愛ぬすびと』。病床の妻の手術代を貯めるために結婚詐欺を重ねるサラリーマンを描く、叙情派ピカレスクロマン。オイルショックで高度経済成長期が終わった1973年当時の喪失感が色濃く漂う。阿久悠の歌のような読後感が切ない。夢は砕けて夢と知り、愛は破れて愛と知り……。
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