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659 / 1383 作品目
亡霊となったミラルパに嘗ての力はなく、「超常の力」を持たぬ兄を呪殺することもできぬまま、誘蛾灯に惹かれる様に、虚無に呑まれ心を無防備に曝すナウシカに取り憑こうとします。其処に彼が生前あれ程拘った「帝国」への想いは最早無く、晩年の執着・憎悪に突き動かされる本能/業がだけが見えます。
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