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それでもチヤルカが敢えて不問としたのは、各部族の反発を考えてでしょう。皇帝が自国土に瘴気をばら撒く決定を下し、これに異を唱えた族長を処罰したと知れ渡れば、それこそ「そんな皇帝は要らない」となるでしょう。長老のいう通り、「民あっての皇帝」なのです。
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