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しかし考えてみれば「遍く民衆を救済するために目配せする」と「遍く民衆を監視し善導する」は紙一重。結局は根底に自愛があるか、慈愛に疲弊した果ての不信があるかだけの違いですから。愛の反対は憎悪ではなく無関心、だからこそナムリスには弟の懊悩は滑稽にしか見えなかったかもしれません。
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