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救いたいと思ったけれど、救えなかった。 どの生徒も、誰一人として見捨てたくなかった。 けれど、「先生」という立場では救えないことの方が多かった。 「家族でもない赤の他人が、どこまで仕事の範疇で人を助けられるのか」 その限界を知ったとき、先生を辞めることを決めた。
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