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電源を抜かれたインターホンの呼び出し音が、誰の耳にも鳴り響いた。 玄関に来訪者の姿はなく、代わりに残されていたのは、無記名の茶封筒。 さらなる不穏は、その中にこそ潜んでいた。 打ち寄せた新たな波紋が、忍から何を奪い、あるいは何を与えるのか。 (『公務員、中田忍の悪徳4』より引用)
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