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短編「那賀の桜」(『黒潮紀譚』1巻) 桜の名所である根来と粉河の二寺。 中世には大きな力を持っていたため、1585年の秀吉による紀州攻めで焼け落ちました。 そんな悲劇を迎えた二人が交わした約束のお話。 復興を果たした両寺の桜はいま満開、見頃だそうです。
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