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稲垣足穂が『少年愛の美学』で「異性が半身とすると、同性愛はいっそうその通り、原型であり理想だ」と言っていたのが印象深い。 『風と木の詩』で主人公セルジュは、ヒロイン・ジルベールに自己を見出だし、『日出処の天子』の厩戸王子は、最愛の毛人に「我々は元は一つであった半身同士だ」と説く。
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