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壁の穴から腕が抜けなくなった男いる。 恥ずかしそうな佇まいに同情して抜くのを手伝ってやる。 男の腕を掴み、もう片方の手を壁に押し当てると、自分の腕が壁に吸い込まれていき、男の腕が抜けた。どうやらそういう仕組みらしい。 男は喜んで立ち去っていく。 途方に暮れて立ち尽くす自分。
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