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と詠ったボードレール(『パリの憂鬱』)は、終生ほぼパリから離れる事は無かったわけで、漂泊の思いを度々口にし寂れた温泉地を足繁く旅して回ったつげ義春も調布に住み続けている事を考えると、『此処では無い何処か』というのは山のあなたの空遠く、何処にもなく直ぐ其処にある、というものなのか。
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